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2019年11月24日日曜日

私のクラスと、ヴェジタリアニズム

もっと多くのノンベジの人に向けて話をしないと、意味ないじゃないか!
と、先生・先輩スワミジの方々から言われます。

私は2005年くらいからエコベジ(環境を考慮したヴェジタリアニズム)を
広めるべく、ネット上で発信をしていましたが、すぐに気づいたのは、
共感してくれる人が既にヴェジの人ばかりで、これじゃ意味が無い!ということでした。

 

私のクラスに来る人には、ヴェジタリアンであることと、
祈りのある生活をしていることをお願いしていますが、
現代日本のような場所に生まれて来たら、もともとヴェジであることすら難しいですし、
自分できちんと納得してヴェジになることを選べるようになるためには、
私のクラスを何度も何年も(人によってそれぞれですが、)聴かないと、
なかなか分からないと思います。
私のクラスで一度でもヴェーダのヴィジョンを聴いたら、
これまでの世界観が根底から揺さぶられるはずですし、
その人のこれからの人生はもう同じものでは無いと確信を持っています。
食べるという行為は、世界に対する自分の姿勢を最も顕著に表している行為ですから、
食べることに関しても、客観的で思いやりのある理解が少しずつでも深まっていくはずだと信じています。
その人が少しでもヴェジに代表される思いやりのある選択が出来るよう、
私が何か手助けできるなら、何年でも何十年でも話し続けるつもりでいます。
その人がヴェジの選択を出来る日が、今世でなくて来世やそのまた来世であっても、
私はその人を祝福します。

プージャスワミジに私は、ヴェジタリアニズムを日本で広げたいというサンカルパを、
ことあるごとにもシェアして、ブレッシングを頂いているのですが、
ヴェジの人だけに話していたら、ヴェジタリアニズムは広げられません。
ウパニシャッドのクラスは、完全ヴェジの人にしか教えられませんが、
ヴェーダの文化についてのクラスは、ヴェジタリアンに対して決めつけやジャッジメントを持っていないオープンなマインドの人なら誰でも来て欲しいと願っています。

「禁止されているから」という恐怖でヴェジになるのでもいいですが、
ヴェーダーンタを勉強する人なら、きちんと自分の知性を使って、
なぜヴェジなのかをきちんと理解して、自分の自由意志をきちんと使って、
ヴェジになってもらわないと、ヴェーダーンタの理解は無理です。

先日頂いたメールが素晴らしかったので、ご本人の許可を得てシェアしますね。
食べることを変えるだけで、世界観にこんなにもトランスフォーメーションが起きるなんて!と驚き感動します。。


以下メールの抜粋ーーー

実は、私はみちか先生のクラスを受け始めてからもこれまで、動物を食べることをやめられずにいました。

でも、(サンスクリット語を教えられる生徒)さんに初めてクラスをしていただいた日、「私は家にいながらヴェーダンタもサンスクリット語も勉強できる環境を与えられているにもかかわらず、この世界に何にもお返しできてない…」と、自分がすごく情けなくなりました。

それで考えた結果、もう自分が食べるためにほかの生き物を苦しめるのをやめるのが、今の私にできる最大限の恩返しだと思い、菜食にしました。

その後、たくさんの心の変化がありました。
今まで共感できなかった人たちの行動や態度を理解する姿勢を持てたり、

スーパーに並ぶお肉やお魚を見たとき「もう食べなくてもいいんだ」とホッとした気持ちになったり、

中でもとても印象的だったのは、「(たとえノンベジが)好きでも食べない」という選択肢があったことに気付いたことです。


こういった気付きを通して、「食べる」という行為が、人生全般あらゆる場面に「好き、嫌い」の価値観をこんなにも増幅、波及、浸透させていたのかと、とても驚きました。


それから、
頑張っている人や困っている人を応援しようと思えるようになり、少しですが毎月寄付できるようになったり、

今までとれなかった行動がとれるようになりました。

この前の台風19号では、私の身近な地域で大変な浸水被害がありました。

行動を起こすことをしばらく迷っていましたが、自分に与えられた環境を生かして何かしてみようと思い、生まれて初めて周りの人に声をかけ、支援物資や募金を募りました。

些細なことかもしれませんが、今までの私だったら、他人事として口先でだけ心配し、このような行動は決して選択できなかったと思います。


先生がいつも、アヒムサーやダルマ、セーヴァーについてお話して下さるおかげです。

確実に、日々、自分と世界との関係が変わっていくのを感じます。

毎日忙しく活動できることが嬉しく、ありがたく感じます。
ー抜粋以上ーーーー

2019年5月13日月曜日

アヒムサーとヴェジタリアンについて

先日書いた記事に、追記を書きました。
元の記事はこちら:

お店のキッチン丸一軒ごと100%VEGじゃないと安心できないというのが、伝統的なインド人の心理で、ちゃんとそれに応えているのがインドの文化。

追記はこちら:

アヒムサー(非暴力)という価値観にもとづいたヴェジタリアンの話をしているところに、
最近は、インバウンドの商機としてか、ハラールの話を絡められることが多いのですが、
正直、困惑してしまいます。
ハラールは別に、アヒムサーという価値観とは関係ないですからね。
インバウンド対策としては共通点があるのでしょうが、
アヒムサーの話をしているところにハラールを絡めてくるのは、
議論を全く無視した、デリカシーの無い、自分勝手で、
まさに肉食的な態度だと感じて、困惑しています。
これが私の感覚です。

ハラールを気にしている人も、アヒムサーに絡められても困惑すると思います。
アヒムサーを気にしているなら、ハラールかどうかではなく、ヴェジタリアンかどうかを気にしているはずですから。 
何に忖度しているのか、変な方向に独り歩きしている「多文化共生!」の合言葉の為に、
こういう文化的なことを率直に話せる土壌が潰されているような気がしますね。

そういう背景をもとに、この記事では、ハラールについて、
動物をどう屠殺したかの表示、と説明したのですが、
外食産業関係者とおぼしき人から、速攻でクレームが来ました。
アルコール抜きの意味もある!というのですが、それはこの記事に関係ないし、
インドのヴェジタリアンでは、アルコールは摂取しないのは当たり前です。
クレームの主旨は、屠殺という言葉をハラールに関連付けられると、
ハラールのイメージが悪くなる、多文化共生の足をひっぱるな、
との威圧的で失礼な語調でした。
人間ってお金が絡むと倫理の一線が狂う、というのを見せつけられましたね。

動物を屠殺して食べている人達が、屠殺している、と言われて気分を害するのだったら、
それは、自業自得です。屠殺していると言われるのが嫌だったら屠殺しなければいい。
ゆえに、屠殺している本人たちは、屠殺していると言われて気分を害さない人であるべきだし、実際、そういう罪悪感を持っていない人が多いのではないかと思います。

問題は、イメージを悪くする!とクレームをつけている本人の心の中で、 
「屠殺は悪い、だからハラールも悪い」と無意識的に感じているから、
ズバリ言われると、イメージ悪くなる!という反応に出るのだと見ています。
ハラールに限らず、肉食する人は、自分たちが屠殺の原因となっていることに関して、
悪いイメージや罪悪感を持っているとは限りませんし、
もし持っていたとしたら、先にも述べたように、自業自得です。

だから、クレームを付けてきた人には、自分の胸に手を当てて考えてみたら?
と諭すようなコメントをしたのですが、
まー、分かってもらえませんね!

ハラールとか言って、文化に理解があるふりをしても、
しょせん、金儲けをしたい人にとっては、モラルも文化も関係ないのです。
ということが、日本のハラール商売関係で絡んできた人たちとのやり取りの中で分かりました。
イスラム思想研究者の飯山陽さんも、日本のハラール認証ビジネスに疑問を呈しておられます。

私はイスラムがどう、ということではなく、金儲け主義の人に、
ヴェジタリアンもハラールも一緒くたにされるのが、
アヒムサーという価値観への冒涜に他ならないと感じますし、
それを反論した時に、多文化共生の意識が低い、みたいなこと言われると、
ほんと、拝金主義に歪められた大義名分を聞かされているようで、悲しくなりますね。

2018年11月15日木曜日

ベジタリアンの機内食の種類

飛行機で出される機内食で、ベジタリアンを希望される場合は、
事前予約が必要です。
搭乗手続き(チェックイン)の際に言っても間に合わない場合があるので、
先に手続しましょうね。。

インド乗り入れ便・インド国内線ならベジタリアン食は当たり前に積まれていますが、
数に限りがあるので、先に予約しておくに越したことはありません。

事前予約は簡単です。

オンラインで飛行機を予約する際に、特別機内食(specail meal)を指定するだけです。
オンラインで指定できない場合は、チケット購入後に、
航空会社の予約センターに電話すれば変更してもらえます。

特別機内食への変更は無料です。

特別食のリクエストには特別な費用は掛かりません。

皆より先に配膳してもらえます。

タダなのにVIP気分。

ベジタリアンの特別機内食の分類

各名称の後ろにあるのは、4桁のミール・コードです。 
国際標準なので、どのエアラインでも共通ですが、
LCCではこの国際標準に準じていないので、要注意です。

 

ジャイナ教ベジ・ミール(VJML)

動物性のものと根菜は一切入っていません。
ゆえに、ニンニクや玉ねぎも入っていないので、
私はいつもこれを頼んでいます。



フルーツ・プラッター(FPML)

フルーツの盛り合わせのみ。
フライトがエーカーダシーの日に重なったら、これだ!
その昔、エーカーダシーの日に、これの存在を知らずに、フルーツだけにして、と頼んだら、全てのお皿にフルーツが入った食事を提供されました。そんな感じだと思います。

アジアン・ベジタリアン・ミール(AVML)

カレー系インド料理です。
ピュアベジなので、乳製品以外の動物性のものは一切入っていませんが、ニンニク・玉ねぎは入っていることがあります。

ヴェジタリアン・オリエンタル・ミール(VOML)

中華風のヴィーガンだそうです。

ヴィーガン・ミール(VGML)

普通にベジタリアンを頼むとこれになります。

ロー・ベジタリアン・ミール(RVML)

熱加工されていないベジタリアンの食事です。
生・乾燥・ジュースの形で、フルーツと野菜が提供されるそうです。
料理がお上手でなさそうなお国のエアラインに乗るときにはこれにしようかな。。

要注意!
ヒンドゥー・ミール(HNML)はノンベジです!
牛肉抜きなだけで、他の動物性のものは何でもありなので、注意してくださいね。


念のために予約の際に確認をするのがベストです。
予約係や客室乗務員のベジタリアンへの理解が薄い場合は、
カスタマーサービスに報告するのが良いでしょう。 

Enjoy your flight!



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