昨今の「祈り」に対するジャッジメント

このご時世の中で、「ZOOMでお祈り」と聞くと、
「ああ、みんなで集まってコロナの収束を願いましょう、ってやつでしょ」 と、
クラスの内容もきちんと読まないで、勝手に結論する人もいるんだろうなぁ、
と気づかされるブログをたまたま見かけました。

それも良いですが、私のクラスでは、
世界中の多くの人が、立ち止まって、本質的なことについて考えさせられるという、
稀な時期に、私も多くの人も週末に時間が空いてしまって、
そして、今までより多くの人がZOOMに繋げる環境が整っていることから、
「こんな時こそ、本質について正しく考えられるようになるための、
サンスクリット語の祈りの言葉の意味について詳しく見ていきましょう」
と思いついたことから、週末の祈りのクラスを続けております。

「打倒コロナよりも、コロナに感謝♡」というのもネット上で散見されますが、
なんか薄っぺらい。

感謝するなら、「世界中の多くの人が、強制的にでも立ち止まる機会を得て、
自分達のしてきた大量消費を省み、新しい価値観やライフスタイルを模索しながら、
より本質的なことについて考える時間と機会を得られた」
という奇跡を与えてくれた、全宇宙のミクロ・マクロの動きとして表れている、
バガヴァーンに対して感謝するのが理に適っています。

そのバガヴァーンとは？
そして、本質について、結局つまるところみんなが欲しい幸せの意味について、
きちんと考えて正しく認識するには？
それについて知る為に、サンスクリット語の祈りの言葉はあります。

社会的な問題の解決を願う祈りは、集団で行うのがより効果的ですし、
物理的に同じ場所に集まらなくても、インターネットの時代なら、
世界中の人が気持ちをひとつにして一緒に祈るという素晴らしいことが、
技術的に簡単になったのは、アンビリバボーに素晴らしいことですから、
より多くの人が積極的に、世界中の人が一緒に祈れる機会を作って欲しいと願います。


私の役割は、祈りについて、より深く知り、
人間の普遍的な問題とその解決について、より深く理解する機会を提供することだと思いながら、クラスをしております。。