2017年6月29日木曜日

カースト制度について(3)

 皆が自分に与えられた義務(スヴァ・ダルマस्वधर्म)を果たしているから、社会全体が機能している、ブラーンマナがブラーンマナとして行動してくれているおかげで、クシャットリヤがクシャットリヤとして役目を果たしてくれているおかげで、と皆がお互いのあり方にお互いに依存している、という意味で「お互い様」ですね。

「生まれはクシャットリヤだけど、がんばって、自分の運命に逆らって、ブラーンマナの地位を達成したぞ!これぞ成功だ!これが自由だ!」といった、日本では美化されている下剋上的なアイディアではないですね。自分の義務を放棄して、他の仕事に就くということは、つまり他人のするべき仕事(パラ・ダルマपरधर्म)を奪い取っている訳で、それは推奨されず、個人や全体の不安や恐怖を招くもの(भय-आवह)と教えられています。

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