2017年1月31日火曜日

引用シュローカについて

火曜日のクラスの中で私が引用したシュローカです。
दृग्दृश्यविवेकः という文献の最初のシュローカです。

रूपं दृश्यं लोचनं दृक् तद्दृश्यं दृक् तु मानसम् ।
दृश्या धीवृत्तयस्साक्षी दृगेव न तु दृश्यते ॥1॥

rūpaṃ dṛśyaṃ locanaṃ dṛk taddṛśyaṃ dṛk tu mānasam |
dṛśyā dhīvṛttayassākṣī dṛgeva na tu dṛśyate ||1||


दृक् 見ている主体
दृश्य 見られている対象物

1.रूपं दृश्यं लोचनं दृक्
色・形が対象物で、目が見てるほう

2.तद्दृश्यं दृक् तु मानसम्
それ(目)が対象物で、見てる主体はマインド

3. दृश्या धीवृत्तयस्साक्षी दृगेव न तु दृश्यते
マインドのヴリッティ(マインドで起きている事象)が対象物で、
そのサークシー(証人=事象に巻き込まれずに、でもしっかり見ている、意識という存在)が主体。
サークシー(証人)は、主体のみであり、対象化されません。

「認識の対象物は、主体ではない。主体は対象物とは異なる。」
というルールは、対象物が身体の外側にある場合は、誰でも混乱することなく理解できますが、
対象物が皮膚の内側に入ったとたん、「あれ?そうかな?」とぐらついてきます。

認識の主体である意識は対象化されないでしょう?

とこの上なく明確にしているこのシュローカは、私にとってはとてもインパクトの強いものでした。

Medhaみちかの関連サイト