大企業に対して、「見てるわよ」という態度を突きつけるのには、
ネット上に公開される情報の、限界と有用性をしっかり見極めて、
うまく使いこなせる賢いネットユーザーになりたいものです。
950兆円と言われる預貯金を、メガ銀行がどのように運用しているのか、
環境、人権、兵器産業など、様々な角度から格付けし、
分かり易いチャートに表示しています。
0~10の格付けで、点数が大きいほど、社会性が高い、ということです。
自分のお金が、兵器産業や環境破壊を支援することになるのを望まないのなら、顧客として「NO」を銀行に突きつければ良いだけです。
その為のメッセージ送信フォームも用意されています。便利。
ちょっと話は逸れますが、、、
外から見てて思うのですが、
日本人の国民性なのか、教育の結果なのか、まだまだ、
「お上からの指令や情報は、疑問さえも持たず、鵜呑みにしたい」
という平和ボケと言われる考えが大多数のようで、
日本では未だにテレビの言うことはすべて正しいと
信じている人が多いと聞きます。
自分で判断したり、自分自身の意見を持って行動するのが苦手で、
「信じさせてよ~、面倒見てよ~」という感じが強いかなぁ~と思います。
有権者・消費者が、自分たちのリテラシー・レベルを常に高く持つ努力をし、情報を正しく噛分け、賢明な選択と行動をとらなければ、
民主主義も、資本主義も、独裁制になってしまいます。
(というか、なっています。)
インターネットは、自由な情報交換において夢のようなインフラですが、
その利便性と限界の両方をしっかり見極めて使いこなす努力を怠り、
「無責任な情報流すな~」とか言い出す、お上への依存が高く、
リテラシーレベルの低い大多数に、
おじゃんにされつつあるようにも見えます。