学校や社会から教えられた、いわゆる「自虐的」な日本の歴史は、
私が日本人であることや、日本人という国民に対して、
恥じたり、嫌悪を感じる理由にはなりません。
どの国の戦争の歴史も、その国の人に対して偏見を持つ理由にはなりません。
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戦争の歴史から学ぶべきことは、人間としてシンプルなこと :
どんな立派な伝統文化を持っている国の、どんなに善良な市民でも、
恐怖で煽り立てられれば、いくらでも凶暴化できるということ。
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私が、同じ日本人として誇りが持てない、と感じるのは、
過去にある戦争の歴史ではなく、
過去から学ばずに、恐怖を煽ったり、恐怖に煽られたりしながら、
戦争を繰り返えそうとしている、現代の一部の日本人の愚かな言動です。
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「日本の歴史は自虐的に書かれているから、書き直しましょう」
とふれて回って、得をするのは誰なのか、
「戦争も、悪い事だけじゃないんだから、日本もまた戦争してもOKだよね」
と国民に言わせる操作をして得するのは誰なのか、
誰かは分からなくても、最低、自分や、自分のような大多数の人々ではないことは確かです。
そもそも、「自虐的」と感じること自体、おかしなこと。
自分や周りに対するジャッジメントが強く、それに苦しめられている証拠だから、
歴史の中に問題を見つけようとして、たとえ歴史を書き変えたとしても、
その人の中の問題は解決されず、変わらないままです。
「自虐」じゃなかったら、「自尊」なのか?
アメリカの教育により、アメリカ人が、
「原爆を落としてあげたのだから、俺らのグッジョブに感謝してね」
と誇らしく思っていることは、もっと多くの日本人が知った方がいいんじゃないのかなって思う。