「Om」とは、立派なヴェーダ・マントラです。
「Om」は全てを表す言葉であり、その意味を教えるための手法です。
その手法は、マーンドゥーキャ・ウパニシャッドで教えられています。
このマントラは、ジャパ(何度も繰り返すこと)にも使われます。
「Om」のジャパはサンニャーシン(出家者)のためあるとされ、
家族や人間関係を持っていたり、社会参加をしている人は、Omのジャパは勧められていません。
「Om」は、この宇宙の一切を表す言葉であり、
「その音のVibrationから宇宙が出て来た」という教えはヴェーダにはありません。
「ソーハム」とは、その意味を理解する為の文章であり、
ジャパ用のマントラではないので、ヨガ界では違って認識されているようです。
「सः(それ)」とはなにか(तत्पदार्थः)、「अहम्(わたし)」とは何か、
を、教える手法を、ヴェーダーンタと言います。