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私の部屋の前に咲いた、ブーゲンビリア |
プージャスワミジはいつも、
「リラックスしたマインドでしか、こういうことは学ぶことは出来ない」
と仰っていました。
ヴェーダーンタの言葉や、自分の勉強している文献の意味を
原文から正しく知りたくて、サンスクリットを勉強しているわけで、
好きでやっているのだから楽しいはずなのだけど、
サンスクリット語学習していると、
挫折感や劣等感を刺激することはよくあることで。。。
それは教科書や先生のプレゼンの仕方によるところが大きいのではないか、
と私は勉強を始めた頃から思っていました。
プージャ・スワミジも、従来の難解なサンスクリットの教科書について、
「著者からのスークシュマなヒムサーが込められているね~」
とよくおちょくっておられました。
私自身のサンスクリット語学習と指導の経験でもやっぱり、
サンスクリット文法学習の挫折・苦手意識の原因って、
心理的な要因が大きいと思います。
本人たちは、「私は頭が悪いから~」と言っているけど、
それこそが心理的なコンプレックスであって、知的に何か欠いている訳ではないのです。
これが、私が毎日向かい合っている、「メンタル・ブロック」です。」
私は先生にとても恵まれ、先生方は皆サードゥで、
サンスクリット文法の規則とかスートラを通して、
自分の本当の意味での幸せを静かに強く願い、
その為なら何でもしてくれる存在がいるという、
心強さを教えてもらいました。
自分も先生方のようでありたいという願いから教えていますが、
教える過程の中でこそ、先生方がどれほど辛抱強く根気よく
私を愛してくださっていたのかを実感させられます。
私にとってサンスクリットを教えるということは、
先生方への感謝を実感し、表現することなのです。