2016年8月6日土曜日

今日は8月6日。

昔、仲の良かったアメリカ人留学生の女の子から、
「あの頃の日本の止められない暴走を、
アメリカは原爆を投下してあげて、戦争をやめさせてあげた。
あれは人道的なヘルプをアメリカがしてあげたのよ」
という、何の悪気も反省もない意見を聞かされて、
私はもうびっくり仰天したのを覚えています。

でもそれは、彼女の個人的な意見ではなく、
学校や社会で教えられている一般的な認識のようでした。

アメリカだけではなく世界の認識もだいたい、
「そりゃあんた、あんな振る舞いをしていたら、当然、、」
という感じだということも、後に世界に出てみて分かりました。

戦後の経済発展や勤勉さについて、
外国人は日本人をべた褒めするので、
そういう腹を割ったところまで理解できている日本人は、
海外に住んでいる人でも少ないと思います。

過去の経験から学ばずに、また調子に乗ってると、
「まだ懲りてないんだね」と世界から思われてしまいます。
 せっかく素晴らしい国なのに。。

もうちょっと言うと。

「あれはアメリカが核兵器の実験をしたかっただけで、
人道的だなんてとんでもない。」
もちろんそうですが、それを実行するための大義名分を与えてしまったのだから、
後になって、アンフェアだといって泣いて文句を言っても仕方がない。
踊らされた、罠にかけられた、と言っても、
踊っていた人に、罠にかかった人に、災難がもたらされるのだから、
踊るべきではないし、罠に近づくべきではない。
それが世の中の掟を分かっていない人々が指揮を執っていた、
ということを正直な日本人は学ぶべきです。

それと、歴史に100%正しいなどあり得ません。
立場によって見方も変わるし、
今となっては証拠不十分であるとは断言できないし、
では無かったのかというと、無いとも断言できない、そんなものばかりです。
そこに視点が集中してしまっているのも、世界の掟が分かっていない正直者の弱点です。

学ぶべきは、
「どのような人種でも、
どんなに善良な市民でも、
上からの指示・圧力・扇動によって、蛮行が出来てしまうのが、人間」
という、人間の愚かな一面です。

過去に蛮行があったからといって、その国民や人種全体にレッテルを貼ってしまっては、
「人間には愚かな一面がある」という事実が学べません。
「罪を憎んで人を憎まず」とも言えますね。

「自国の歴史に蛮行があったら、愛国心が持てなくなってしまう」
というロジック自体が、間違っているのです。

感情に押されてロジックを無視するのは、危険です。

 「あったと証明出来ないことは、ないとも証明できないけど、なかったことにしてしまおう。
あったと証明されることは、動機などのポジティブな面を強調して、正当化してしまおう。」

って、そんなことでもしないと、
自分自身が日本人であることを誇りを持って受け入れられないなんて、
Why Japanese people???

その自信の無さ自体に、問題の焦点を置いて、
自分自身と向き合う機会に、なって欲しいなぁ、と願いながら。

祈祷

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