コロナ後は、お金で解決できなかった問題を解決する時

地球の一住人として、思うこと、願うことを、
同時代に生きる人々をシェアしたく、綴ってみました。

経済が回らなくなると自殺する人が増えると言うけれども、
だからといって無理して経済を回そうとするような小手先の解決策では長続きしないでしょう。
そもそも、経済が回らないと自殺しないといけなくなるという社会の仕組みを変えるべき。

これからの新しいセーフティネットのひとつとして、
とりあえず農家の所で住み込みで農業の見習いを出来るシステムがあると良いと思います。

お金がないと食べていけない、というのは今までの時代の話で、
これからは本当に、お金はあるけど食べられるものがない（つまり食糧難）
という時代に入ると思います。

インドから帰って来ていつも思うのは、日本はもう既にだいぶ前から、
お金はあるけど、まともに食べられるものは少ない、
という状況になっていますね。

ロックダウンのような自粛要請で立ち行かなくなった会社の事業内容が、
それがなくても社会が回るようなものだったら、
さっさと身を引いて農業に転換するべきだと思う。

やっぱりこれからのキーワードは自給自足、半農半Xだと思います。

経済的に余裕のある人が、ロシアのダーチャのようなセカンドハウスとして、
もしくは新しい住居として、農地のある不動産の購入を希望する際、
田舎の空き家の不動産の売買・権利譲渡に立ちはだかる様々な問題を取り除くべく、

司法書士や不動産の人達が行政にも働きかけて、
スムーズに土地の活用がされるきっかけになって欲しいものです。

そうやって農地付きの不動産を購入した人でも、
実際に自分たちが畑を耕して毎日汗して農業に携わるのが難しい、
という人も多いと思います。

そのような状況に応えるべく、近所に住んで畑の面倒を見るという仕事が、
今まで非正規で働いていたけでコロナショックであぶれた人たちの
新しい行き先のひとつになるような気がします。

農業以外の仕事の業種は、コロナショックでふるいにかけられ、
本当に必要な業種だけが残っていくでしょう。

テレワークでできる業種はそのまま続行されるでしょうから、
都会に密集して仕事をしたりお店を出したり進んだりする必要がなくなり、
都市部の人口は大幅に減るでしょう。

より多くの人が農業に携わり、
大量生産で安く流通させるために作るのではなく、
自分や自分の知ってる人たちが食べるための安全で需要のある作物を育てている。

そうなると、新幹線や飛行機をバンバン飛ばす必要もないし、
原発もリニアも5Gも要らない、ということがどんどんはっきりしてくる。
もう誰もそんなものに投資したいと思わなくなる。

そういうのを実現したいバブルなおじさん達は、
天国なり地獄なりに行ってから実現すればいい。

GDPや株価が下がるかもしれませんが、
全体的な人の幸福度は必ず上がるでしょう。

GDPや株価が下がってとても不幸になってる人たちは、
そんなことに関係なく幸せそうにしてる人たちを見て、
そこから何かを学ぶでしょう。


あと、農業といっても、過密な畜産は感染症の原因につながることから、
法の取り締まりがあろうがなかろうが、近所でも嫌煙されるでしょう。