今日、プージャ・スワミジのグルクラムにて、
7日間のヴェーダーンタ・キャンプを無事終えることが出来ました。
プージャ・スワミジの溢れ続けるブレッシングのおかげで、
グルクラムのスワミジ達、スタッフの方々、生徒の皆さんに支えられ、
明るく勉強の熱心溢れる、日本からの15人の参加者と共に、
楽しく、リラックスして、勉強を深めることの出来た、
笑いの絶えない一週間を過ごすことが出来ました。
今回のヴェーダーンタ・キャンプの内容は、盛りに盛りました!
今回のキャンプの、全体を通じてのコンセプトは、
グラハスタに向けた、ヴェーダのヴィジョンのある生活。
日本での家庭や社会生活を、より豊かに、より貢献者として生きられるよう、
つまり、ダルマに沿って繁栄しながら成長することによって、
ヴェーダーンタの知識をよりクリアーにしていける、
そのようなライフスタイルを楽しく学んでもらおう、というものです。
朝夕のテンプルのプージャーは、もちろん参加型!皆朝一番、夕方一番から参列し、五感とマインド全てを使って、
皆が一体となってプージャーに参加していました。
テンプルのプージャリさんやアンマジ達も、とても嬉しそうで、
キャンプ中は、テンプルがいつも華やかでした。
最期の日はプラドーシャだったので、皆がプージャーを申し込みました。
ひとりひとりがサンカルパを一生懸命考えて、 プージャリさんがそれをひとつひとつ、
(さらにいろんなものを付けたして)心を込めてサンスクリット語に訳して祈ってくれ、そしてひとりひとりがプージャリさんにナマスカーラをして、プージャリさんという姿を模したイーシュワラから直接プラサーダムを受け取りました。
プージャーの中でも、「~でありますように」とサンスクリット語で言うところを、
プージャリさんが私たちの為にアドリブで、モリモリに盛って、
たくさんのことをお祈りしてくれていたのですよ。
タミル人グラハスタの生徒である主婦の方にコーラムの手ほどきを受け、
さっそく朝一番からテンプルの洗浄、コーラム描き、お花飾りを担当して、
新たな才能を開花させておられました。
ヴェーダーンタのクラスは、
前回のコースでヴェーダーンタを教えていたアーチャーリヤ(先生)のスワミジお二方に担当していただき、私は同時通訳とフォローアップを担当しました。
最初の4日間は、サダートマーナンダ・スワミジに、
ヴェーダーンタの全体像をシステマティックに紹介して頂き、
最後の3日間は、シャンカラーナンダ・スワミジに、
自由でインタラクティヴな形で、理解を深められる展開をしてもらい、
さらに、各自、ダクシナームールティの姿を目の前に置き、
山盛りの良い香りのするフレッシュなお花を捧げながら108回アルチャナをするという、素晴らしい経験も教えてもらえました。
ダクシナームールティの意味、ディヤーナ・シュローカの意味、
ムーラ・マントラの意味、そして、どのような心持ちでダクシナームールティに向かうのか、つまりメディテーションについても教えてもらい、アルチャナをしながらのジャパを2日間続けて実践させていただきました。
アルチャナの後の、ダクシナームールティと綺麗な山盛りのお花の写真を撮っておくべきだった。。
私はプロの通訳者ではありませんが、
教えられている内容は、伝統の教えはひとつなので同じですし、
さらに、プージャ・スワミジという同じグルから得た同じ知識なので、
ヴェーダーンタの教えの展開の媒体となるのは、
私にとってはとても自然なことで、とても楽しいことでした。
通訳をすること自体は、私の中では英語⇔日本語の繋がりが弱いので、
得意とは言えません。
しかし、ヴェーダーンタの場合は、言われたことを一言一句直訳するのではダメで、
聴き手の立場を考慮して、理解できるように伝えることが求められます。
これは、プージャスワミジを始め、スワミジの近くで学んできた先生方の共通認識です。
このようなことから、アーチャーリヤ達にも、
単なる翻訳ではなく、伝わるように教えることを任されていたので、
参加者の表情を読みながら伝えて行くという、自分のやり方で、
リラックスして楽しむことができました。
サンスクリット語文法では、祈りの句の文法解析、サンディ、言語の構成要素と、活用の原理について学びました。
サンスクリット語の授業と称して、いきなりデーヴァナーガリーを教えることはお互いにとって苦痛なことなので、限られた時間で初心者に教える時には、私は言語構造を教えます。
チャンティングのクラスでは、ダクシナームールティ・ストートラを取り上げました。
今回はテンプルのアンマジ達の予定が合わなかったけれども、
次回(11月初旬ごろでしょうか)は、お祈りとその大切さについて、
是非教えて下さいとリクエストしました。
夜のサットサンガの時間は、質疑応答の他には、プージャスワミジの「Hinduism, its uniqueness」という本を読みましたが、途中までだったので、また続けたいですね。
課外活動も盛りだくさんでした。
キッチンで、プージャリさんの奥さんから タミル風揚げ菓子の作り方を教えてもらい、
グルクラムの先生方やスタッフの皆さんに食べてもらいました。
知る人ぞ知る、バナナ博士のところにも皆で行きましたよ!
近くにある、こちらのグルクラムで学ばれたスワミジ達が住んでいる、
広大な自然に囲まれたアシュラムも訪問し、
プージャ・スワミジの像が奉られている静かなホールで、
ヴィシュヴァートマーナンダ・スワミジを囲んで皆で座り、
サットサンガをしてもらいました。
希望者には同系列のアーユルヴェーダ施設であるSDJも訪問してもらいました。
最終日には皆でビクシャーのスポンサーもしました。
最終日前日はエーカーダシーでしたね。参加者の為に特別職を用意してもらい、皆で食べました。
今度時間があれば、アシュラム全体の施設と自然を、もっとゆっくり案内したいです!
今度は11月初旬に10日間ぐらい出来れば、と思っています。
また、リシケシのアシュラムや、プージャ・スワミジの生まれ故郷のマンジャクッディでも、キャンプが出来ればいいですね。
ゆくゆくは、アナイカッティのグルクラムで長期コースが出来れば、と考えています。
7日間のヴェーダーンタ・キャンプを無事終えることが出来ました。
最終日の朝焼け |
グルクラムのスワミジ達、スタッフの方々、生徒の皆さんに支えられ、
明るく勉強の熱心溢れる、日本からの15人の参加者と共に、
楽しく、リラックスして、勉強を深めることの出来た、
笑いの絶えない一週間を過ごすことが出来ました。
参加者のコーラムの上達が速過ぎると話題になっていました。 |
今回のヴェーダーンタ・キャンプの内容は、盛りに盛りました!
今回のキャンプの、全体を通じてのコンセプトは、
グラハスタに向けた、ヴェーダのヴィジョンのある生活。
日本での家庭や社会生活を、より豊かに、より貢献者として生きられるよう、
つまり、ダルマに沿って繁栄しながら成長することによって、
ヴェーダーンタの知識をよりクリアーにしていける、
そのようなライフスタイルを楽しく学んでもらおう、というものです。
朝夕のテンプルのプージャーは、もちろん参加型!皆朝一番、夕方一番から参列し、五感とマインド全てを使って、
皆が一体となってプージャーに参加していました。
テンプルのプージャリさんやアンマジ達も、とても嬉しそうで、
キャンプ中は、テンプルがいつも華やかでした。
最期の日はプラドーシャだったので、皆がプージャーを申し込みました。
ひとりひとりがサンカルパを一生懸命考えて、 プージャリさんがそれをひとつひとつ、
(さらにいろんなものを付けたして)心を込めてサンスクリット語に訳して祈ってくれ、そしてひとりひとりがプージャリさんにナマスカーラをして、プージャリさんという姿を模したイーシュワラから直接プラサーダムを受け取りました。
プージャーの中でも、「~でありますように」とサンスクリット語で言うところを、
プージャリさんが私たちの為にアドリブで、モリモリに盛って、
たくさんのことをお祈りしてくれていたのですよ。
タミル人グラハスタの生徒である主婦の方にコーラムの手ほどきを受け、
さっそく朝一番からテンプルの洗浄、コーラム描き、お花飾りを担当して、
新たな才能を開花させておられました。
ヴェーダーンタのクラスは、
前回のコースでヴェーダーンタを教えていたアーチャーリヤ(先生)のスワミジお二方に担当していただき、私は同時通訳とフォローアップを担当しました。
最初の4日間は、サダートマーナンダ・スワミジに、
ヴェーダーンタの全体像をシステマティックに紹介して頂き、
最後の3日間は、シャンカラーナンダ・スワミジに、
自由でインタラクティヴな形で、理解を深められる展開をしてもらい、
さらに、各自、ダクシナームールティの姿を目の前に置き、
山盛りの良い香りのするフレッシュなお花を捧げながら108回アルチャナをするという、素晴らしい経験も教えてもらえました。
ダクシナームールティの意味、ディヤーナ・シュローカの意味、
ムーラ・マントラの意味、そして、どのような心持ちでダクシナームールティに向かうのか、つまりメディテーションについても教えてもらい、アルチャナをしながらのジャパを2日間続けて実践させていただきました。
アルチャナの後の、ダクシナームールティと綺麗な山盛りのお花の写真を撮っておくべきだった。。
私はプロの通訳者ではありませんが、
教えられている内容は、伝統の教えはひとつなので同じですし、
さらに、プージャ・スワミジという同じグルから得た同じ知識なので、
ヴェーダーンタの教えの展開の媒体となるのは、
私にとってはとても自然なことで、とても楽しいことでした。
通訳をすること自体は、私の中では英語⇔日本語の繋がりが弱いので、
得意とは言えません。
しかし、ヴェーダーンタの場合は、言われたことを一言一句直訳するのではダメで、
聴き手の立場を考慮して、理解できるように伝えることが求められます。
これは、プージャスワミジを始め、スワミジの近くで学んできた先生方の共通認識です。
このようなことから、アーチャーリヤ達にも、
単なる翻訳ではなく、伝わるように教えることを任されていたので、
参加者の表情を読みながら伝えて行くという、自分のやり方で、
リラックスして楽しむことができました。
サンスクリット語文法では、祈りの句の文法解析、サンディ、言語の構成要素と、活用の原理について学びました。
サンスクリット語の授業と称して、いきなりデーヴァナーガリーを教えることはお互いにとって苦痛なことなので、限られた時間で初心者に教える時には、私は言語構造を教えます。
チャンティングのクラスでは、ダクシナームールティ・ストートラを取り上げました。
今回はテンプルのアンマジ達の予定が合わなかったけれども、
次回(11月初旬ごろでしょうか)は、お祈りとその大切さについて、
是非教えて下さいとリクエストしました。
夜のサットサンガの時間は、質疑応答の他には、プージャスワミジの「Hinduism, its uniqueness」という本を読みましたが、途中までだったので、また続けたいですね。
課外活動も盛りだくさんでした。
キッチンで、プージャリさんの奥さんから タミル風揚げ菓子の作り方を教えてもらい、
グルクラムの先生方やスタッフの皆さんに食べてもらいました。
知る人ぞ知る、バナナ博士のところにも皆で行きましたよ!
近くにある、こちらのグルクラムで学ばれたスワミジ達が住んでいる、
広大な自然に囲まれたアシュラムも訪問し、
プージャ・スワミジの像が奉られている静かなホールで、
ヴィシュヴァートマーナンダ・スワミジを囲んで皆で座り、
サットサンガをしてもらいました。
希望者には同系列のアーユルヴェーダ施設であるSDJも訪問してもらいました。
最終日には皆でビクシャーのスポンサーもしました。
最終日前日はエーカーダシーでしたね。参加者の為に特別職を用意してもらい、皆で食べました。
今度時間があれば、アシュラム全体の施設と自然を、もっとゆっくり案内したいです!
このように、体験型プログラムを盛りに盛った、
楽しくて濃厚な1週間はあっという間でした。大満足。
「こんなに楽しくリラックスして、ヴェーダーンタを聴いてもいいんだ!」
とよく言ってもらえます。
ヴェーダーンタに必要なのは、客観的に全てが受け入れられる、リラックスした心です。
プージャ・スワミジは、リラックスして勉強できるよう、このグルクラムの至る所に配慮をしてくれ、今もなお、ブレッシングを与え続けてくれています。
今度は11月初旬に10日間ぐらい出来れば、と思っています。
また、リシケシのアシュラムや、プージャ・スワミジの生まれ故郷のマンジャクッディでも、キャンプが出来ればいいですね。
ゆくゆくは、アナイカッティのグルクラムで長期コースが出来れば、と考えています。