私がオンライン・クラスをしている理由
「対面のクラスに参加していて、対面のクラスをしていないときにも勉強を続けたい」
という人のために、オンラインでクラスを続けています。
対面のクラスに来れない人のためにクラスをしているのではありません。
「対面のクラスに出たいけど予定が合わなくて~」と言う人は多いですが、対面クラスに参加される方は、何も予定が無いから参加しているのではなく、皆それぞれ忙しい予定をどうにか工面して参加しておられるのですよ~。
日本では私の方からクラスを開催することはなく、クラスを希望者する方々の意志によってクラスが実現しています。日本でクラスが開催されることは年に数える程で、初心者向けはその中でもさらに少ないので、勉強できる貴重な機会を活用できるように、日頃から精進に励んでください。
学ぶ姿勢を学ぶ
なぜ勉強するのか?
どのような姿勢で勉強に臨むべきなのか?
ベジタリアンであること、考え・言葉・行い・身に着けるものや身の回りのものが清潔であること、祈りを続けていること、といった「ヴェーダンタを勉強する者」としてのあり方に日々精進しようとすること、
「お客さん態度」ではなく、能動的に勉強する機会を自ら創り出すこと、
このような、『勉強する姿勢』は、オンラインだけだと、なかなか学ぶ姿勢が学べません。対面のクラスに参加し、長く勉強されている方々の姿勢から学んだり、
そしてインドのグルクラムやアシュラムにも是非いらしてみて『ヴェーダーンタを学ぶ姿勢』というものを是非体感してみてください。
まずチャンティング、ずっとチャンティング
サンスクリット語のお祈りのチャンティング(朗唱)のクラスでしっかり発音を確認しながら、お祈りを自分の生活の土台となるようにしてみてください。
チャンティングをヴェーダーンタの勉強の軸とする、という形で勉強を続けるのが理想です。
ベジタリアンであること
伝統では、このような勉強をする人は、ベジタリアン(肉・魚・卵やそれらを由来とするものを全く食べず、さらに五葷やお酒といったものも摂取しない、インドのベジタリアン)であることが基本中の基本です。
私のクラスは誰でも参加OKですが、勉強を続けるのであれば、ベジタリアンへとシフトして行くであろうということを前提としています。
日本のノンベジの文化の中で生まれ育っているので「難しい」と感じる人も多いとは存じますが、努力してみてください。
ごちゃごちゃとした「出来ない言い訳」がいろいろ噴出してくると思いますが、それらが自分のマインドを曇らせているのだと冷静に見つめられるようになるまで、頑張ってみてください。
サンスクリット語文法
人それぞれのペースになりますが、勉強する努力を続けてください。
初心者向けから上級者向けまで、これまでの勉強会の録画と資料が多数あります。
また、独りで勉強をするのではなく、一緒に勉強する仲間をつくってください。お知らせいただければ、一緒に勉強出来そうな方を紹介します。
プンニャが必要
ヴェーダーンタに出会えるか・出会えないか、
正しく出会えるか・出会えないか、
正しい勉強が続けられるか・続けられないか、
その明暗を分けるのは、自分自身が働きかけ、積み上げてきたグレース(プンニャ・良縁)です。
プンニャを得る方法は二通りのみ:1)お祈りと2)助けを必要とする他を助ける行いです。「できるだけ多くのプンニャを得よう」という目で自分の毎日を見直すと、人生はチャンスに溢れています。
「プンニャとか言わなくても、自分の意思で善行をやってるわ!」というエゴにまみれた姿勢から、「自分の体も心も能力も、持たされたもの全て、与える相手さえも、全ては与えるために与えられている」という事実に気付けるためにも、プンニャは必要です。
プンニャを得る努力も是非続けてください。
アナイカッティのグルクラムにある、スワミジのパードゥカー |