あるときのヴェーダーンタ・キャンプのサットサンガにて。
紙に書かれた質問に、プージヤ・スワミジがひとつひとつ答えてくれている中で、
"How to identify a guru? And who is a sad-guru?"
「どうやってグルを見分けるのでしょうか?サッド・グルとはどのような人でしょうか?」
という質問がありました。
このキャンプで講義を聴いた後にさえ、このような質問をプージヤ・スワミジに対してする人はいます。苦笑するしかないですね。。
以前にもプージヤ・スワミジは、占星術のチャートを持って来て「私はグルに出会えるのでしょうか?」と相談をしてくる人がいる、と笑いながら仰っていました。
そういう時には "Don't worry. You will find." と言ってあげると仰っていました。
その時のサットサンガのスワミジの答えをシェアしますね。
先に、グルと呼ばれる人の髭の長さを計って、一番長い人がサッドグルだ、と冗談を言った後、60年代のリシケシュでスワミジがパーニニ文法を学んでいたविशुद्धानन्दスワミジのエピソードもお話されました。
バイクに乗っていたविशुद्धानन्दスワミジが、どこからかリシケシュにやって来た車に止められて、「ここで一番greatなグルは誰ですか?」と訊かれたところ、彼は「main hun(それは私だ)」と答えられたそうです。
その話をした後で、こう仰ってくださいました。
I tell you one secret.
A guru is one, who is not great, (but) who makes you see your greatness.
「秘密を教えましょう。グルとは、グレートな人ではなく、あなたがグレートであることを見せてくれる人です。」
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「スゴイ先生探し」をしている人は多いですが、
自分が探していたのは、「本当はスゴイ、本当の自分」だった、
と教えてくれる先生に出会い、その教えを理解しなければなりません。