2019年7月26日~30日の5日間、
南インドのコインバトール市近郊にあるアナイカッティのグルクラムにて、
ヴェーダーンタ・リトリートをする予定です。
今回は、パンチャダシー10章のナータカ・ディーパを勉強します。
また、サットサンガでは、バジャ・ゴーヴィンダを勉強します。
最初にアーチャーリアジから講義のブレッシングをいただき、
アンマジ達からは、チャンティングのクラスをしてもらう予定です。
また、勉強に必要なサンスクリット語のクラスもあります。
ダクシナームールティテンプルでの毎日朝夕のお祈りや、
テンプルでのアクティヴィティにも参加します。
早めに人数を把握したいので、以下の説明をよく読んで、
早めのお申し込みをよろしくお願いします。
申し込みフォームはこちら。
インドのグルクラムに来てみないと体験できないことはたくさんあります。
5日間の短い期間なので、忙しい毎日から一旦リトリート(休戦)してみて、ヴェーダーンタの智慧を通して、人生の意味を考える機会としてみてください。
5日間の短い期間なので、忙しい毎日から一旦リトリート(休戦)してみて、ヴェーダーンタの智慧を通して、人生の意味を考える機会としてみてください。
パンチャダシー10章 ナータカ・ディーパ
ナータカとは舞踊、もしくはダンサーのこと。
様々な感情を表現する踊り子が、マインドに例えられています。
そして、ディーパとは、全てを黙々と照らし出すランプのこと。
パンチャダシーは、その名の通り、15の章から構成されるテキストです。
パンチャダシーの理解には、ウパニシャッドの言葉の引用が多く必要となることから、
難しいテキストだと捉えらることが多いですが、
ナータカ・ディーパと呼ばれる第10章は、
26のシュローカから成る小さめの章で、
例えも分かり易く、プージヤスワミジもよく言及されていました。
バジャ・ゴーヴィンダ
シャンカラーチャーリヤとその弟子によって書かれたシュローカを集めた、
とても有名な作品です。
特に、नहि नहि रक्षति डुकृञ् करणेの部分は有名ですが、
ヴェーダーンタの理解が無いゆえに、間違った解釈が流布されています。
サットサンガの時間に勉強する予定です。
交通について
7月25日の夜にはオリエンテーションをしたいので、
夜中の便で到着される場合は24日、午前の便で到着される場合は25日に、
コインバトールの空港もしくは鉄道駅に到着するようにチケットをアレンジしてください。タクシーはこちらでアレンジします。
帰りは、7月31日出発の予定を組んでください。
毎日のスケジュール(予定)
全てに参加できる方のみ、お申込みください。
5時頃~7時 テンプルでのプージャー
8時 朝食
9時~10時 ヴェーダーンタのクラス
10時15分~11時 サンスクリット語のクラス
チャイ休憩
11時半~12時半 チャンティングのクラス
12時45分~ 昼食
14時頃~ セーヴァー(グルクラムでの作業のお手伝い)
16時~17時15分 ヴェーダーンタのクラス
17時半~19時 テンプルでのプージャー
19時半~ 夕食
20時~21時 サットサンガ
注意事項:
Gurukulamはヴェーダーンタの勉強をするための神聖な場所です。お酒、たばこ、その他の薬物、肉や魚やそのエキス・卵の入った食品は絶対に持ち込まないで下さい。
また、人はもちろん、共存する動植物を傷つける行為は避けましょう。南インドの伝統文化を重んじた、グルクラムで気持ちよく過ごすためのエチケットは参加のしおりに掲載します。
このキャンプはツアー旅行ではなく、参加費用などを取り収益を目的としたものではありません。
現地集合となりますので、渡航とビザのご準備は各自でお願いいたします。空港または電車等の交通手段のご質問がありましたらご連絡下さい。また、空港、駅からのタクシーはグルクラムに手配をしてもらうので、チケットを取り次第、詳細をお伝えください。現地の交通機関やタクシーを使うことはトラブルの原因となりグルクラムに迷惑をかけることもあるので、避けてください。
グルクラムでのお部屋
グルクラムでの宿泊費用はドネーション(寄付)制です。グルクラムはみなさんの寄付のみで運営=教えの継承を保つ場所を提供しています。ですので、ドネーションはただ単に宿泊代と食事代を払う、という感覚ではなく、教えの継承に貢献するというとても大事な行為です。きちんと理解したうえで、ご自身が可能な額を直接グルクラムにお納めください。その他、お寺やビークシャ(勉強をする人たちの食事を賄う)の機会もあるので、貢献したい方はどんどん機会を活用して下さい。段取りのサポートは致します。
クラスをしていただいた先生へのお礼はダクシナーとして手渡しする習慣です。
グルクラムには浄水器があります。
毎日新鮮なピュア・ベジタリアンの食事が提供されます。
くれぐれも、グルクラム内にノンベジ(肉・魚介類・卵・出汁などのエキスを含むもの)は、絶対に持ち込まないようお願いします。
お菓子などを持ち込む場合は、原材料まで全て慎重にチェックするように心がけてください。
Arsha Vidya Gurukulamはヴェーダーンタとサンスクリット語の教えが伝統的に継承されるために、先生と生徒が一緒に生活し勉強をする場として、Swami Dayananda Sarasvati ji によって1990年に設立されました。
コインバトールから車で約1時間はなれた大自然の中にあり、野生の象や孔雀と共存しています。広い敷地内には、講義をする場所の他に、食堂、宿泊施設、2つのお寺、図書館、牛小屋などがあります。
Swami Dayananda Sarasvati ji がマハーサマーディをえられた現在でも、他の先生方によってヴェーダーンタのクラスが行われています。
http://www.arshavidya.in