2年ぶりの渡印の為、7月第1~3週の週末オンラインクラスは休講します。
あまりクラスを休みたくはないのですが。。
長期間無為にダラダラとアシュラムのお世話になるのではなく、
短期間でガッツリ喜んでもらえるような訪問にしたいと思っています。
7月からギーターのモードに入れるよう、ギーターのチャンティングや、
文法の見直しなど、3週間のお休みの時間を有効に使ってください。
ヴェーダーンタを正しく勉強するためには、多大なプンニャが必要です。
ボンヤリ生きているだけでは、この勉強は続けられません。
リシケシュに何十年住んでいても、アシュラムにしょっちゅう出入りしていても、
ヴェーダーンタのクラスに出るきっかけの無い人が、世の中の圧倒的大多数ですし、
何かのご縁に恵まれてヴェーダーンタという名前でクラスを聞きかじっても、
ピンと来ないでそのまま勉強に繫がらない場合が殆ど、という事実を鑑みたら、
普通に生きているだけでは、この勉強は続かないということです。
何をすべきか?ヤッグニヤ、ダーナ、タパスは欠かすべきでないとギーターでも教えられています。
1.ヤッグニヤ(お祈り)
パンデミックが始まった頃、サンスクリット語のお祈りを意味と共にしっかり勉強したことが、この週末オンラインのシリーズが安定して長続きしていることに繋がっていると思います。
お祈りがあって初めて、本質的なことについて考えることが始まります。お祈りを毎日の生活の習慣にしてください。
週末にクラスが無い分、チャンティングの練習の時間を増やしてみて下さい。
ヤッグニャでは特に、いつもお話しているように、パンチャ・マハー・ヤッグニャ(5つのタイプの生きているもの、すなわち、5つのお世話になっている方々へ、感謝して、きちんとお礼をすること。1.デーヴァターへ、2.伝統の知識を受け継ぐ人々へ、3.先人の方々へ、4.人間へ、5.動植物へ)お世話になっていることすら認識できない人が世の中の圧倒的大多数ですが、そこときちんと認識させてくれるのがヴェーダの文化です。
2.ダーナ
自分の義務の範囲(仕事や家族)からさらに一歩踏み出して、助けを必要としている、お礼の言えない人々に対して与える行為をすること
3.タパス
エーカーダシーはもちろん、サッティヤ、アヒムサーなど。
これらのことを毎日する為に必要なものは全て与えられています。
人生に与えられた時間やリソースを、知性と意志を人間らしく使って、賢く活用してください。
勉強会での祭壇 |