ブリハダーランニャカ・ウパニシャッド(बृहदारण्यकोपनिषद्
[bṛhadāraṇyakopaniṣad])のシャンカラーチャーリヤのバーシヤの中で引用されているシュローカの引用元の短縮表記が「मो.
ध.」と見慣れないものだったので、インドの博学な先輩スワミジに訊いてみると、マハーバーラタの別名だそう。普段は「मा.
भा.」という表記を見かけますが、モークシャ(मोक्ष [mokṣa] )とダルマ(धर्म
[dharma])を教えていることから、このように表記されるとのこと。
文献が何の為にあるのか、こんなにはっきりしていて、明示されているのですね。
見た目は歴史物語ドラマのようですが、のめり込んでいくうちに、ダルマやモークシャについて紹介されていく、という仕掛なのでしょうね。
文献が何の為にあるのか、こんなにはっきりしていて、明示されているのですね。
見た目は歴史物語ドラマのようですが、のめり込んでいくうちに、ダルマやモークシャについて紹介されていく、という仕掛なのでしょうね。
アルタ(財産・地位・家族などの安心材料)やカーマ(経験的な幸福感)は、人間でなくとも動物でも追及できますが、ダルマとモークシャは人間のみが追求できます。ダルマとモークシャについて知る手段がヴェーダで、マハーバーラタなどのスムルティはそのヴェーダのヴィジョンにもとづいています。