ある日のプラサーダ。アナイカッティにて。 |
6月9日に勉強したバガヴァッドギーター2章のシュローカです。
それぞれのシュローカの要約をまとめてみてください。
कर्मण्येवाधिकारस्ते मा फलेषु कदाचन ।
मा कर्मफलहेतुर्भूर्मा ते सङ्गोऽस्त्वकर्मणि ॥२.४७॥
karmaṇyevādhikāraste mā phaleṣu kadācana |
mā karmaphalaheturbhūrmā te saṅgo'stvakarmaṇi ||2.47||
योगस्थः कुरु कर्माणि सङ्गं त्यक्त्वा धनञ्जय ।
सिद्ध्यसिद्ध्योः समो भूत्वा समत्वं योग उच्यते ॥२.४८॥
yogasthaḥ kuru karmāṇi saṅgaṃ tyaktvā dhanañjaya |
siddhyasiddhyoḥ samo bhūtvā samatvaṃ yoga ucyate ||2.48||
बुद्धियुक्तो जहातीह उभे सुकृतदुष्कृते ।
तस्माद्योगाय युज्यस्व योगः कर्मसु कौशलम् ॥२.५०॥
buddhiyukto jahātīha ubhe sukṛtaduṣkṛte |
tasmādyogāya yujyasva yogaḥ karmasu kauśalam ||2.50||
キーワードについても、以下にいくつかまとめたので、
スペルのチェックをしながら、意味もまとめてみてください。
サーダナ(साधन [sādhana])
サーディヤ(साध्य [sādhya])
プラサーダ(प्रसाद [prasāda])
プラマーナ(प्रमाण [pramāṇa])
カルマヨーガに関して、ふたつのブッディ(認識)
イーシュヴァラ・アルパナ・ブッディ
(ईश्वर-अर्पण-बुद्धिः [īśvara-arpaṇa-buddhiḥ])
イーシュヴァラ・プラサーダ・ブッディ
ईश्वर-प्रसाद-बुद्धिः [īśvara-prasāda-buddhiḥ]
ニャーナ・ヨーガ(ज्ञानयोग [jñānayoga])と呼ばれる、
本質の知識を得るための取り組み
以下にざっとまとめました。
何かを知るためには、それを対象とする「知る手段(プラマーナ)」が必要です。
色を知るためには、色を対象とするプラマーナである「目(視覚)」か必要。
シュラヴァナ(श्रवण [śravaṇa])全ての本質=自分の本質を知るための手段(プラマーナ)は、ヴェーダーンタ。
ヴェーダーンタというプラマーナは、本質が何だと見せているのか、
それが見えている先生に、ヴェーダーンタの言葉を通して教えてもらう
マナナ(मनन [manana])
シュラヴァナを通して聴いた本質の意味に関して、あらゆる疑問を論理的に解いていきながら明確にすること。
ニディッディヤーサナ(निदिध्यासन [nididhyāsana])
マナナで明確になった本質の意味を、どのような状況でも見続けようとすること。
他にも、事実の発見に繋がった点、心に残ったキーワード、疑問に感じる点など、
話を思い出しながらまとめて見てください。
次の回まで1か月あるので、それまでに皆さんで集まって、
録音を聞きなおしありしながら、復習会をするのもいいと思います。
ぜひ試してみてください。
質問などがあれば、いつでもメールもしくはメッセージしてくださいね。
祈りを込めて。。