グルクラムでは、インドの寺院や家庭で守られている伝統文化に沿って、
誰にでも食事が振る舞われるので、食事に料金をとられることはありません。
アンナ・ダーナと言って、不特定多数の人へ向けて食事を提供することが、
大人として、消費者から貢献者へと成長する方法として、
伝統的に利用されています。
ヴェーダやヴェーダーンタの勉強をしている人へのアンナ・ダーナは、
「ビクシャー」と呼ばれます。
より多くをゲットすること、
より多くを消費することばかりが教えられていますが、
インドでは、人間の特権である自由意志を使って、
より多く与える立場に立つこと、
消費者から貢献者へと、成長することが、
安定した豊かな心をつくる手段として教えらています。
日本では災害時やホームレスの人への炊き出し以外に、
知らない人に食事を振る舞うということはなかなかありませんが、
インドでは比較的どこでも、多数の人へ食事を提供できる機会があります。
「アンナ・ダーナ(食事を与えること)」
インド滞在中に是非利用してみてください。
人生観が180度変わりますよ。
人生観が180度変わりますよ。
自分が与えているものも与えられているし、
与えているものを得るために必要だったものも与えられている。
受け取ってくれる人々も与えられているし、
与える機会も与えられている。
自分が与える義務のないところに、自由意思を使って、あえて立ってみると、
全ては与えられている、という事実がリアルに見えてきます。
全ては与えられているのですから、全てに感謝しかありません。
そこに、ポジティブ思考も、何かを感じようとすることも必要ありません。
全ては、与えられている、という現実の、理解があるだけです。
全てに、ナマハ。
イーシュヴァラに、ナマハ。
私に、ナマハ。