ギーター・ジャヤンティーは、
マールガシールシャ月のシュックラ・パクシャ(新月から満月への15日間)の
エーカーダシー(11日目)にあたります。
もうちょっと詳しく言うと、太陽と月と地球が一直線上に並べば新月ですね。
その直線を0度とし、地球を中心にぐるっと360度を30で割って、
お月様が12度動くごとにティティが1つ増えると数えます。
ティティが15動くと180度ですから満月ですね。
新月と満月の月の地点から、エーカーダシー(第11)のところ、
つまり、120度から132度までのところにお月様が入っている時間が、
エーカーダシー(第11)というティティとなります。
今回のエーカーダシーは、
インド時間では、12月18日の朝7時57分から翌日の7時35分までです。
18日の日の出が6時28分ですから、18日のティティはダシャミー(10日目)となるのですが、、、ここで一捻り。
19日には、ドヴァーダシー(12日目)のティティが7時35分から始まって、
翌日20の6時26分、つまり日の出前に終わってしまいます。
つまり、ドヴァーダシーは19日中にクシャヤ(なくなってしまう)になり、
20日のティティはトラヨーダシー(13日目)です。
ティティの決め方は、基本的には、
日の出前のティティがその日のティティ、という決め方ですが、
エーカーダシーの日の決め方は、
ドヴァーダシーの前の日、という決め方があります。
なぜなら、ドヴァーダシーの朝にブレークファスト(断食を辞めて食事を摂る)のが大切だからです。
(もちろんインドですから、いろんな決め方がありますよ!!)
今回の場合、20日はトラヨーダシーになってしまっているので、
ドヴァーダシーの朝食は19日に摂らなければならない。
ということはつまり、18日がエーカーダシー、ということですね。
日本では時間が3時間半進んでいるので、
19日がエーカーダシーだと簡単に決められます。
テンプルの後ろにはマハーヴィシュヌ。 |