ガネーシャに捧げるココナッツ |
2019年3月からの予定を立てています。
日程は、仕事や家庭を優先しながら参加できるように配慮しました。
オンラインクラスは従来通り、朝6時と夜8時半の枠を中心に組んで、
それ以外のクラスも含め、録音を聴いての参加もできるようにしていますし、
定期クラスも従来通り週末に開催し、
2週間ほどの長期クラス枠があれば、3日~10日に割って、
仕事や家庭への影響が少ないように配慮しています。
ヴェーダーンタの理解に必要な、精神的に成長した心を育てるには、
社会や家庭で与えられた役割を果たしながら、世界に貢献することしかありません。
それがまさに、ギーターの中でクリシュナがアルジュナに何度も教えていることです。
仕事をしていないこと、インドに長期滞在していることが、
イコール、スピリチュアルだというアイディアを持っている人は多いですが、
ヴェーダーンタをきちんと勉強している人なら、
それはおかしい、ということが簡単に分かるはずです。
ヴェーダーンタをある程度きちんと理解できたら、
社会や家庭で与えられた義務や立場の大切さが、より分かるようになり、
自分の好き嫌いに関わらず、与えられた役割を通して、
貢献者と成長していく努力をするはずです。
ヴェーダーンタ講師としての私の役割は、ヴェーダーンタを教えることだけなので、
個人の生活に立ち入ったアドヴァイスは、頼まれない限りしませんが、
ヴェーダーンタを勉強した人には、積極的に社会や家庭に参加していただきたいですね。
ヴェーダーンタを知らずに消耗する働き方ばかりしていたら、
一旦停止して、ゆっくり全てを見渡す時間が必要な場合がありますし、
その期間がどれぐらい必要かも人それぞれだということはよく理解しています。
しかし、
全日制コースに参加して先生方のサポートを受けながら勉強するのでなければ、
ヴェーダーンタの勉強を理由に仕事を辞めてフラフラするのはよくありません。
プージヤスワミジがよく仰っていましたが、
ヴェーダーンタは貢献者の為にあります。
その時その場所で自分に与えられた役割を通して貢献することでしか、
人間は精神的な成長を遂げることはできません。
スピリチュアリティーを言い訳に、仕事や家庭での義務を放棄してしまっては、
成長の機会を完全に無駄にしてしまします。
成長出来なかったままヴェーダーンタを勉強し続けても、まさに馬の耳に念仏です。
そのようにならないように気を付けてください。。。