ダルマの無い政治・経済 = 不安・混乱、というあたりまえのこと。
思想・哲学は、
宇宙の真理、全ての起源、汝己を知れ、
といった根本的な問いへの根本的な答えの探究、
という『原始的な』追求から、
歴史を経て、『洗練』され、『発展』し、
近現代では、経済的豊かさ=人間の幸せ、
に行きついたと信じているのだから、
人間というものは、本当の意味で、
賢くなっているとは、なかなか言えないですね。
要するに、人間の幸せを追求する活動の目的として、
モークシャ(本質を知ること)はもちろん、
ダルマ(理性・秩序・倫理・道徳)さえも忘れられ、
アルタ・カーマ(自己のみの保身・快楽)しかなくなると、
やっぱり無理が出ますね、ということです。
ダルマの無い経済発展も、政治も、
人間を幸せにしない、
という、ごくごく当たり前のことです。
その当たり前が分からない、現代アメリカと、
その影響を受けている日本の政治・経済を見ていると、
ダルマが無ければ人間どこまで暴走できるのか?
の実験工場みたいだなぁ、と感じます。
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15th Chapter 1st Sloka
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*श्रीभगवानुवाच ।*
*ऊर्ध्वमूलमधःशाखमश्वत्थं प्राहुरव्ययम् ।*
*छन्दांसि यस्य पर्णानि यस्तं वेद स वेदवित् ॥ १५.१ ॥*
śrībhagavānuvāca |
ūrdhvamūlamadhaḥ...
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92.セーヴァー(सेवा [sevā])- 世話、助ける側、貢献する側で、他の役に立つ行動をすること
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シュローカ19 ブランマンの定義に対する反論:
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ブランマンの定義に対する反論:
न युक्तं भूतयोनित्वंसाधनान्तरवर्जनात् । एकस्माच्चेतनाद्भूरिजडानामप्यसम्भवात्
॥१९॥
na yuktaṃ bhūtayonitvaṃ sādhanāntaravarjanāt |
ekasmācce...