予習・復習の方法について、少し書いておきました。
サンスクリット語が、理解の壁になるのではなく、
サンスクリット語が、理解の架け橋になって欲しいので、
少しでもサンスクリット語を学んだ人は、
他の人の勉強を手伝ってあげてくださいね。
オンラインクラスでは、いろいろサンスクリット語が出てきますね。
テキストにあるサンスクリット語の語彙に慣れるよう、
書き出したり、発音してみたり、してください。
発音は、クラスでの私の発音を参考にしてくださいね。
クラスに出てくるサンスクリット語の言葉の意味は、
ググってわかろうとするものでは無いのはもちろんですし、
辞書を引いて調べて分かるものでもありません。
いままでに聞いてきた言葉であっても、それはそれで横に置いといて、
「今ここのトピックで、この言葉がどのような意味で使われているのだろう?」
と、毎回、話の前後をきちんと繋げながら理解に努めてくださいね。
これが、ヴェーダーンタを学ぶ上で、とても重要なポイントです。
質問はいつでもWelcomeです。
テキストに書かれていないサンスクリット語の言葉は、
極力使わないようにしていますが、
そのトピックにおいて理解が容易になるような言葉は、
吟味して、きちんと日本語で意味を言いながら紹介しています。
先週末から朝6時のクラスで何度か紹介している言葉について、
綴りと意味、文法的な説明を載せておきますね。
ひとつのプラマーナ(知る手段)として数えられる条件として、
・अनधिगतत्वम् [anadhigatatvam](他のプラマーナでは知りえないものであるということ)
・अबाधितत्वम् [abādhitatvam](他のプラマーナと矛盾しないものであるということ)
があります。
プラマーナが言葉(शब्द [śabda])である場合、
・फलवदर्थबोधकत्वम् [phalavadarthabodhakatvam] も必要になります。
これについてはまだ話していないので、また別の機会に説明しますね。
文法的な説明はこちらです。
まだ文法を勉強していない人も、法則性が見えてくるかもしれないので、
一読してみてください。
अधि + गम् = to gain, to know
adhi + gam = 得る、理解する
अधि + गम् + क्त (कर्मणि) = अधिगत that which is gained, known
adhi + gam + ta (~されるもの、という接尾辞)= adhigata (得られたもの、理解されたもの)
नञ् (not) + अधिगत = अनधिगत (that which is not gained, known)
a + adhigata = anadhigata (得られないもの、理解されないもの)
अनधिगत + त्व (the status of ~) = anadhigatatva (the status of being not gained, understood)
anadhigata + tva (~であること) = anadhigatatva (得られないものであるということ)
ゆえに、अनधिगतत्व [anadhigatatva] とは、
「(他のプラマーナによって)得られないものであるということ」
という意味になります。
同様に、बाध् [bādh] (否定する)という動詞の原形を使って作られた言葉、
अबाधितत्व [abādhitatva] とは、
「(他のプラマーナによって)否定できないものであるということ」
という意味になります。
サンスクリット語が、理解の壁になるのではなく、
サンスクリット語が、理解の架け橋になって欲しいので、
少しでもサンスクリット語を学んだ人は、
他の人の勉強を手伝ってあげてくださいね。
オンラインクラスでは、いろいろサンスクリット語が出てきますね。
テキストにあるサンスクリット語の語彙に慣れるよう、
書き出したり、発音してみたり、してください。
発音は、クラスでの私の発音を参考にしてくださいね。
クラスに出てくるサンスクリット語の言葉の意味は、
ググってわかろうとするものでは無いのはもちろんですし、
辞書を引いて調べて分かるものでもありません。
いままでに聞いてきた言葉であっても、それはそれで横に置いといて、
「今ここのトピックで、この言葉がどのような意味で使われているのだろう?」
と、毎回、話の前後をきちんと繋げながら理解に努めてくださいね。
これが、ヴェーダーンタを学ぶ上で、とても重要なポイントです。
質問はいつでもWelcomeです。
テキストに書かれていないサンスクリット語の言葉は、
極力使わないようにしていますが、
そのトピックにおいて理解が容易になるような言葉は、
吟味して、きちんと日本語で意味を言いながら紹介しています。
先週末から朝6時のクラスで何度か紹介している言葉について、
綴りと意味、文法的な説明を載せておきますね。
ひとつのプラマーナ(知る手段)として数えられる条件として、
・अनधिगतत्वम् [anadhigatatvam](他のプラマーナでは知りえないものであるということ)
・अबाधितत्वम् [abādhitatvam](他のプラマーナと矛盾しないものであるということ)
があります。
プラマーナが言葉(शब्द [śabda])である場合、
・फलवदर्थबोधकत्वम् [phalavadarthabodhakatvam] も必要になります。
これについてはまだ話していないので、また別の機会に説明しますね。
文法的な説明はこちらです。
まだ文法を勉強していない人も、法則性が見えてくるかもしれないので、
一読してみてください。
अधि + गम् = to gain, to know
adhi + gam = 得る、理解する
अधि + गम् + क्त (कर्मणि) = अधिगत that which is gained, known
adhi + gam + ta (~されるもの、という接尾辞)= adhigata (得られたもの、理解されたもの)
नञ् (not) + अधिगत = अनधिगत (that which is not gained, known)
a + adhigata = anadhigata (得られないもの、理解されないもの)
अनधिगत + त्व (the status of ~) = anadhigatatva (the status of being not gained, understood)
anadhigata + tva (~であること) = anadhigatatva (得られないものであるということ)
ゆえに、अनधिगतत्व [anadhigatatva] とは、
「(他のプラマーナによって)得られないものであるということ」
という意味になります。
同様に、बाध् [bādh] (否定する)という動詞の原形を使って作られた言葉、
अबाधितत्व [abādhitatva] とは、
「(他のプラマーナによって)否定できないものであるということ」
という意味になります。