聖なる女神、「ガンガー(gaṅgā)」をデーヴァナーガリーで書く時、、、
「ン」 の次にくる音が「ガ」という、喉から出す、いわゆるカ行の音なので、
「ン」 の音も、喉から出す鼻音、「ङ् [ṅ]」となります。
ग [ga] + ङ् [ṅ] + गा [gā]
これらの音を、続けて書くと、、、
どちらにするかは、フォントとか、空いてるスペースとかによって適当。
なんでもそうですが、読めればOKです。
日本語や中国語のお習字のような、細かい決まりは忘れてください。
しかし、 ङ् [ṅ] を、点に代えてしまうのは、
ヒンディー語ではよく見かけますが、サンスクリット語ではNG!OUT!です。
लघुसिद्धान्तकौमुदी という全部サンスクリット語の、パーニニの入門書でも、
点(アヌッスヴァーラ)を使って、ガンガーと書くのは、
「प्रामादिकः [prāmādikaḥ]」=注意力の欠落から来る間違い
と痛烈に批判されています。
しかし、スペースが限られている辞書などでは、鼻音の代わりに点(アヌッスヴァーラ)を使うことがあるので、そこなへんは、臨機応変に。
ちなみに、
ヒンディー語は、サンスクリット語が基となっていますが、
ヒンディー語を話す人たち本人らが認めている、「劣化した(degenerated)」言語です。
パキスタンからのウルドゥー語とも混じっていますしね。
ゆえに、ヒンディー語とサンスクリット語を同一視するのは、よろしくありません。
日本の大学でサンスクリット語を勉強してきた人が、
ヒンディー語に取り込まれたサンスクリット語を、「現代サンスクリット語」と、
堂々と言ってのけますが、私はそれを善しとして認めていません。
単に私の好き嫌いではなく、本場インドで伝統的なサンスクリット語を教えている立場にある私の意見として、です。
ちなみに、ガンガーの場合はダメでも、複合語の場合は、アヌッスヴァーラでもOKです。
例えば、「シャンカラ」は、
「शम्」(シャム、幸せ・吉兆) と「कर」(~を生み出す者)の複合語なので、
以下の全てがOKです。
ではまた~。
「ン」 の次にくる音が「ガ」という、喉から出す、いわゆるカ行の音なので、
「ン」 の音も、喉から出す鼻音、「ङ् [ṅ]」となります。
ग [ga] + ङ् [ṅ] + गा [gā]
これらの音を、続けて書くと、、、
ङ् [ṅ] と गा [gā] を縦に重ねても良いし、
ङ् [ṅ] + गा [gā] を横に並べても良し。
どちらにするかは、フォントとか、空いてるスペースとかによって適当。
なんでもそうですが、読めればOKです。
日本語や中国語のお習字のような、細かい決まりは忘れてください。
しかし、 ङ् [ṅ] を、点に代えてしまうのは、
ヒンディー語ではよく見かけますが、サンスクリット語ではNG!OUT!です。
लघुसिद्धान्तकौमुदी という全部サンスクリット語の、パーニニの入門書でも、
点(アヌッスヴァーラ)を使って、ガンガーと書くのは、
「प्रामादिकः [prāmādikaḥ]」=注意力の欠落から来る間違い
と痛烈に批判されています。
しかし、スペースが限られている辞書などでは、鼻音の代わりに点(アヌッスヴァーラ)を使うことがあるので、そこなへんは、臨機応変に。
ちなみに、
ヒンディー語は、サンスクリット語が基となっていますが、
ヒンディー語を話す人たち本人らが認めている、「劣化した(degenerated)」言語です。
パキスタンからのウルドゥー語とも混じっていますしね。
ゆえに、ヒンディー語とサンスクリット語を同一視するのは、よろしくありません。
日本の大学でサンスクリット語を勉強してきた人が、
ヒンディー語に取り込まれたサンスクリット語を、「現代サンスクリット語」と、
堂々と言ってのけますが、私はそれを善しとして認めていません。
単に私の好き嫌いではなく、本場インドで伝統的なサンスクリット語を教えている立場にある私の意見として、です。
ちなみに、ガンガーの場合はダメでも、複合語の場合は、アヌッスヴァーラでもOKです。
例えば、「シャンカラ」は、
「शम्」(シャム、幸せ・吉兆) と「कर」(~を生み出す者)の複合語なので、
以下の全てがOKです。
ではまた~。