毎日ウパニシャッド、ギーター、ブランマ・スートラというヴェーダーンタの主要なテキストをシャンカラーチャーリヤのコメンタリーと共に復習しながら、インドや日本でクラスを再開できるようになれば、ガッツリ、ギーター全章、ムンダカ、カタ、ケーナ、チャーンドーギヤ・ウパニシャッド、そしてブランマ・スートラのクラスを始めたいと思っています。
それを実現するためには、単に人流の制限が解除されるだけではなく、
クラスに参加する皆さんが積み重ねてきた毎日の祈りの力と、
やっぱりある程度のサンスクリット語の知識が必要です。それらのテキストは全てサンスクリット語なのですから。
クラスに来る殆どの人が、祈りのある生活をしていて、さらにサンスクリット語文法にもある程度慣れていれば、私にとっては遥かに教えやすいし、学びぶ側も教えられている内容に、遥かに集中しやすくなります。せっかくクラスにまで来て、テキストが読めないワカラナイでアワアワしてたら勿体ない。
だから、クラスが再開するまでに、「今出来ることをしっかりやっておく」 という主旨で、サンスクリット語文法とラーマーヤナ原典、そしてスワミジの本を読む、というクラスをオンラインで開催しています。
ラーマーヤナは、ヴェーダが教えられ続けてきたインドの伝統文化という、ヴェーダーンタを勉強するバックグラウンドを理解するのに役立ちます。そしてもちろん、サンスクリット語の勉強にも大きく貢献します。
今クラスで読んでいるスワミジの本(Talks & Essays)は、「何でクラスにわざわざ参加してまでヴェーダーンタを勉強するのか?」ということが、どんどん明らかになるような構成になっています。
あと、先日までクラスでも「秘密の読書会」と題して原稿を読んでいた、ヴェーダーンタの紹介になる本も、日本にいるうちに書き上げたいと思っています。