先日まで、ケーララ州にある私の大大先輩のTattvarupanandaスワミジのグルクラムに1週間ほど滞在していました。
このグルクラム設立時に同期生のMuktiさんから、寄付をさせていただく機会を紹介して頂き、今回はそのご縁で、今度はスワミジに直接会ってきちんとご挨拶をしてから寄付をさせていただきたいと思い、訪問を決めました。 労働を善しとせず、インドのアシュラムで非生産的な時間を長く過ごすのがスピリチュアルだと思っている人は多いですが、私がそうしていると思われたくないので書きました。。インドにいる間はいつも、リシケシのアシュラムもしくはアナイカッティのグルクラムで教え、寄付もできるだけ多く出来るように年中を通して努めるなど、アシュラムと世界に貢献できるよう生産的な時間を過ごすように心がけております。
2年前に設立されたばかりで、建物も全て新しく、スワミジが自然との調和を大切にしたこだわりが随所に活かされています。
もともとこのグルクラムは、経済的に貧しい家庭の女の子たちが安心して勉学に励むことだ出来るために、必要なケアと文化的な生活基盤を提供するための施設で、最初の1年間ほどは順調に充実した活動がされていました。しかし、反ヒンドゥ色の強いケーララ州の政府が、このような施設の運営を難しくする規制を発令し、運営を続けられなくなってしまいました。これは本当に残念であってはならないことです。。
女の子たちが住めなくなった後、その代わりというのも何ですが、いろんな人が出入りできるようになり、地元の子供達が集まってサッカーチームができたり、みんなシュローカやサンスクリット語を勉強したり。。コミュニストの家の子供達ばかりだそうですが、彼らが前までの世代で失ってきた、インドの文化の裏にある知識を取り戻す場所になりつつあるようです。それはそれで良かった。。
3年コースを終えたインド人達が、地元でこうやってきちんと地元インド人に失われた知識を補足してあげることによって、インド人の自分の文化に否定的な感情が少しでも癒されれば、と願います。。
毎日の生活は、インドの伝統的な生活スタイルに沿って流れます。
朝の暗い時間から起きて、シャワーを浴びて、新しい服に着替えて、
5時半ごろにスワミジが庭先に出て、コンチ(法螺貝)を吹いて近所の人々に向けて朝の到来を告げ、吉兆な空気を呼び起こしてくれます。
それから中央のホールにある大きな祭壇やランプの準備をして、
1時間半位かけて、お祈りのチャンティングをします。
少し明るくなってきた頃に、アーラティが終わって、みんなでプラサーダムを頂きます。
7時半と2時半には、スワミジがヴェーダーンタのクラスをしてくれます。
食事は10時と夕方6時。途中にケーララの家庭的な手作りおやつも出されます。
夕食が早いし、日が暮れてから部屋の電気をつけても虫が寄るだけなので、
さっさと消灯して寝てしまします。
このグルクラム設立時に同期生のMuktiさんから、寄付をさせていただく機会を紹介して頂き、今回はそのご縁で、今度はスワミジに直接会ってきちんとご挨拶をしてから寄付をさせていただきたいと思い、訪問を決めました。 労働を善しとせず、インドのアシュラムで非生産的な時間を長く過ごすのがスピリチュアルだと思っている人は多いですが、私がそうしていると思われたくないので書きました。。インドにいる間はいつも、リシケシのアシュラムもしくはアナイカッティのグルクラムで教え、寄付もできるだけ多く出来るように年中を通して努めるなど、アシュラムと世界に貢献できるよう生産的な時間を過ごすように心がけております。
聖なる木、トゥラシーを中心に祀った玄関。 |
2年前に設立されたばかりで、建物も全て新しく、スワミジが自然との調和を大切にしたこだわりが随所に活かされています。
もともとこのグルクラムは、経済的に貧しい家庭の女の子たちが安心して勉学に励むことだ出来るために、必要なケアと文化的な生活基盤を提供するための施設で、最初の1年間ほどは順調に充実した活動がされていました。しかし、反ヒンドゥ色の強いケーララ州の政府が、このような施設の運営を難しくする規制を発令し、運営を続けられなくなってしまいました。これは本当に残念であってはならないことです。。
周囲の土地を果樹園にして、緑と静けさを増やした設計。 |
女の子たちが住めなくなった後、その代わりというのも何ですが、いろんな人が出入りできるようになり、地元の子供達が集まってサッカーチームができたり、みんなシュローカやサンスクリット語を勉強したり。。コミュニストの家の子供達ばかりだそうですが、彼らが前までの世代で失ってきた、インドの文化の裏にある知識を取り戻す場所になりつつあるようです。それはそれで良かった。。
子供の自主性を尊重し、引き出して育てるのが、スワミジの教育方法。 |
3年コースを終えたインド人達が、地元でこうやってきちんと地元インド人に失われた知識を補足してあげることによって、インド人の自分の文化に否定的な感情が少しでも癒されれば、と願います。。
南インドのランプは素敵。。 |
毎日の生活は、インドの伝統的な生活スタイルに沿って流れます。
朝の暗い時間から起きて、シャワーを浴びて、新しい服に着替えて、
5時半ごろにスワミジが庭先に出て、コンチ(法螺貝)を吹いて近所の人々に向けて朝の到来を告げ、吉兆な空気を呼び起こしてくれます。
それから中央のホールにある大きな祭壇やランプの準備をして、
1時間半位かけて、お祈りのチャンティングをします。
少し明るくなってきた頃に、アーラティが終わって、みんなでプラサーダムを頂きます。
7時半と2時半には、スワミジがヴェーダーンタのクラスをしてくれます。
食事は10時と夕方6時。途中にケーララの家庭的な手作りおやつも出されます。
夕食が早いし、日が暮れてから部屋の電気をつけても虫が寄るだけなので、
さっさと消灯して寝てしまします。
誰も名前を知らないマンゴーの木 |
葉っぱをこすると全てのスパイスの香りがする、その名もसर्वसुगन्धिという名の木。 |
気候変動のせいか、水不足かと思えば洪水にも悩むケーララ州。雨水を濾過する装置。 |
スワミジとグルクラムは、ご近所さん達が信頼し集まって来る存在。 |
二階のホールに置かれたガネーシャ像。 |
近くの田園に咲く蓮の花。 |
この田園の一角をグルクラムが借りていて、有機栽培をしています。 |
ご来光。 |
どこまでも続く田んぼ、ヤシの木、月と太陽。。 |
グルクラムの果樹園&菜園を紹介してもらいました。こういうのとても楽しい。 |
たわわに成るパパイヤの実。パパイヤは育つのが速いです。 |
いろんな種類のバナナもたわわ。 |
バナナの木は一度実をつけると終わりですが、下から新しい木がどんどん生えてきます。 |