2018年7月9日月曜日

プージャーの解説をした小冊子を作ってみました

15日の新宿でのイベントでのクラスに使う、
16ステップ・プージャーで執り行われる、
各ステップの意味と、そこで使われるシュローカの意味を、
小冊子にまとめてみました。

当日までに印刷して、ステープルして(どうやって?)
参加者のみなさんに配布するつもりです。

何の為に何をやっているのか?何を言っているのか?
というところにフォーカスした内容になっています。

ここにもっと、カルマ・ヨーガとのつながりについての前書きを入れたり、
実際にプージャーする人用に、何をどうするかの説明をいれて、
音源や、できればビデオも用意していきたいですね。

ありとあらゆるインドの伝統文化を理解する上で、
さらには、その伝統文化の根源となっている
ヴェーダーンタが教える現実を理解する上で、
イーシュヴァラの認識に特化した行為である
「プージャー」はとても大切です。

サンニャーシンは基本、プージャーをしませんが、
だからといって、学生期や家庭期をまっとうすらしていない日本人が、
サンニャーシンのマネをして、プージャーをバイパスしようとするのは、
結果的に本人の正しい認識の為に役立ちません。

良く分からないなりにも、理解に努めることが大事です。

तव तत्त्वं न जानामि कीदृशोऽसि महेश्वर ।
यादृशोऽसि महादेव तादृशाय नमो नमः ॥
tava tattvaṃ na jānāmi kīdṛśo'si maheśvara |
yādṛśo'si mahādeva tādṛśāya namo namaḥ ||

あなたの本質を私は知りません。マヘーシュヴァラよ!

あなたは何者なのでしょうか?
マヘーシュヴァラよ!
あなたが何者であろうと、その者であるあなたに、
常にナマスカーラを捧げます。

ヴェーダーンタについて何も知らない人には、
当てずっぽうでいい加減なお祈りに聞こえるかも知れませんが、
お祈りに使われるシュローカの意味は、
ヴェーダーンタのヴィジョンを深く愉しめるシュローカばかりです。